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言葉の清め草

アイヌのイタクタクサ―言葉の清め草
アイヌのイタクタクサ―言葉の清め草
萱野茂著

この本では、祖父から孫へと話しかけるかのように
どこか懐かしく親しみやすい文章で、アイヌの自然観や
人生観、生活の知恵などがわかりやすく語られています。
とくに印象的だったのは「言霊を守り続けて」の章。
アイヌには「イタクラマッ=言葉の魂」という言い方があり、
言葉には魂が宿り、霊力があるものと考えられているそうです。

  「どんなに切れる刀や、もうどくをぬった矢よりも、
   人間のはなすことばほど、つよい武器はない。
   だから、人の話をよくきき、りっぱなはなしかたの
   できる雄弁な人になりなさい。
   よくよくはなしあうことによって、むだなたたかいは、
   かならずふせぐことができるものですよ。」
         萱野茂著「キツネのチャランケ」より

「むだなたたかい」をいまだ止めることができず、
争いのたえない現代を思うと、この考え方がいかに
大切なものであるかと改めて考えさせられます。
自然に対する畏敬の念、人と人との心を通したつながり、
この本に出てくるエピソードやアイヌの考え方の
ひとつずつが心に響くものでした。

この本の中でとりあげられているアイヌ語には
すべて対訳がつけられているため、アイヌ語の語感と共に
その意味の奥深さをじっくりと味わうことができました。
その他、萱野氏による創作民話も2編収録されています。
(NDK)
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『アイヌ神謡集』の序文

アイヌ神謡集 (岩波文庫)
アイヌ神謡集 (岩波文庫)

 其の昔此の廣い北海道は、私たちの先祖の自由の天地でありました。天眞爛漫な稚兒の樣に、美しい大自然に抱擁されてのんびりと樂しく生活してゐた彼等は、眞に自然の寵兒、何と云ふ幸福な人だちであつたでせう。

続きはコチラ『アイヌ神謡集』ー序

これは、『アイヌ神謡集』の序文です。
大正十一年に書かれたことに驚き、さらに19歳が書いたということに衝撃を受けました。
そしてこの本をまとめた知里幸惠は、わずか19歳でこの世を去りました。
彼女よりずっとずっと長生きしている私はいったい何を残せるのでせう。

『アイヌ神謡集』知里幸惠編訳
岩波文庫

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tag : アイヌ アイヌ神謡集 知里幸惠

プロフィール

モレウ

Author:モレウ
YU:札幌在住のリフレクソロジストです。職業柄、世界の民間療法に興味を持っています。身の回りにある植物や鉱物などを使った、その土地、民族にあった手当て法です。ここ北海道にも脈々と受け継がれたものがあったことでしょう。それを探し求める過程で集まったいろいろな情報をメモとして残しています。

NDK:クリエイターグループmorewにライターとして参加しています。魂の宿る言葉を探そう。この地に生まれた意味、自然との共生を追い求めて。アイヌ文化初心者、少しずつ勉強中です。

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